【ステップ2】 作業療法の応用力・創造力の育成

展開科目で豊かな応用力・創造力を育成

東京保健医療専門職大学では、共生福祉論・ユニバーサルツーリズム・美容ケア・音楽療法・支援システム工学・手話といった「隣接他分野」の学びを通じて、多様な生活者のQOL(生活の質)の維持・向上に寄与できる知見を身につけます。

また、経営戦略・マーケティング戦略・人材マネジメントといった「組織の経営・マネジメント」の学びを通じて、実務リーダーに欠かせない資質を身につけます。

高度な専門性だけではなく、「+αの打ち手」を掛け合わせた作業療法士になれる

東京保健医療専門職大学では、作業療法士としての高度な専門性だけでなく、隣接他分野で学ぶ「多様な視点、広い視野」での多くの知見(引き出し)から、あらゆる年代の人々の生活全般の困り事を解決する力を養います。

また、組織経営マネジメントの学びからは様々な人と協働する組織のなかでの実践力を学修していきます。

こうした「+αの打ち手(知識とスキル)」との相乗効果によって、より応用力や創造力を備えた一歩進んだ作業療法士を育成します。

卒業後は、例えば「人を動かし組織を束ねる能力に長けた作業療法士」「経営戦略やマーケティング戦略を立案できる作業療法士」「旅行やツーリズムに精通した作業療法士」「音楽療法に理解のある作業療法士」等を輩出することを目標としています。

展開科目1 (隣接他分野)
~授業の例~

【必修】ユニバーサルツーリズムと外出支援ⅠⅡ

ユニバーサルツーリズムとは、年齢や障がいの有無などにかかわらず、誰もが気兼ねなく旅を楽しめることを目指す取組みです。

患者さん本人への医学的支援ではなく、旅行・外出に困り事のあるすべての人に対する社会環境側からの支援を学びます。


【選択必修】美容ケアによるQOLの維持向上ⅠⅡ

高齢者にとって化粧は外出の動機づけにもつながり、外出頻度とも関係すると言われています。

保健医療分野において対象者に美容・整容等を実践するための技術を学びます。


【選択必修】音楽療法によるQOLの維持向上ⅠⅡ

心身の機能を高め交流を促進する音楽の特性を活かし、対象者のQOLの維持・向上を目指す活動プログラムを考え、自分の音楽スキルを有効に活用する支援方法を学びます。


展開科目2 (組織の経営・マネジメント)
~授業の例~

【必修】実務リーダーのための経営戦略

実務リーダーに必要な経営戦略の基本概念を、経営理念と経営ビジョンとの関係を交えて理解します。

ビジネスフレームワークを使った現状分析、戦略、マネジメント、リーダーシップ等について学び、自身の将来を構想します。


【必修】組織マネジメントの理論と実践

重要な経営の要素である人材の持つ潜在能力を引き出し発揮させる仕掛けやしくみについて学びます。

組織のあり方・創り方や組織と人を主体的に動かすマネジメントのあり方、方法とともに、保健医療の組織についても学びます。


【必修】実践マーケティング戦略

マーケティングとは、「買ってもらう・お金を払ってもらう仕組みを作ること」です。

サービス業であるリハビリテーションでは、「病院や施設の利用者やそのご家族などに選んでもらうこと」がとても大切です。

顧客に選んでもらうためには、何が重要か。様々な業界の事例を交え、実践的に学びます。


展開科目1+展開科目2 (統合科目)
~授業の例~

【必修】共生社会の展開と実践

超高齢社会、健康寿命の延伸など、現代社会の課題を認識し、共生社会の維持向上に寄与できる作業療法士として、将来活動するための考え方を養います。

「隣接他分野」で学修した日常生活支援と社会参加に隣接する他分野の知識・技術と「組織の経営・マネジメント」の学修を統合・総括し、共生社会の維持・向上に貢献しうる役割や支援にどのように展開・実践できるかについて、グループ演習により考察します。

グループによるディスカッション結果の発表は、理学療法学科と作業療法学科の合同で行い、他学科における応用の考え方に触れる機会を設け、積極的に他職種と協働するための姿勢を育成します。

この科目は展開科目と職業専門科目の担当教員が共同で行います。