【研究発表】本学の佐々木博之教授による論文が『Scientific Reports』誌の2022年「TOP 100 in Physics」に選出

本学作業療法学科の佐々木博之教授らによる論文が、学術雑誌『Scientific Reports』の2022年「TOP 100 in Physics」の23位に選出されました。

『Scientific Reports』は、科学雑誌『Nature』などを出版するSpringer Nature社が刊行するオンラインのオープンアクセスジャーナルで、主に自然科学全般をカバーする世界最大級の学術雑誌です。

『Scientific Reports』では1年間に最もダウンロード数の多い物理学分野（生物物理学や化学物理学を含む広義の物理学分野）の上位100論文を「TOP 100 in Physics」として公開しています。

2022年には1000本近い同分野の論文が掲載されましたが、今回の佐々木教授の論文は、その中でトップ25に入るダウンロード数を記録しました。

佐々木先生の論文は、2022年5月に掲載されました。

内容は、光学顕微鏡の染色剤として広く使用されているヘマトキシリンを鉛溶液との二重染色法に応用したもので、従来の酢酸ウランと鉛溶液の二重染染色法に代わる、安全性、コスト、扱い易さなどに優れた手法として期待されています。