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【教員コラム】特別版 森本晃司「牛込第二中学校・模擬授業レポート」

先日、新宿区立牛込第二中学校にて「中学生の今、必要な運動と健康づくりについて」という内容の模擬授業をさせていただきました。

模擬授業の様子① 模擬授業の様子①

中学生の年代は、いわゆる成長期の時期です。

筋力や体力を向上させていくタイミングと考えられています。骨は絶賛成長中の状態であり、筋肉は骨の成長についていけないため、体が硬くなります。
前屈をした時に、「小学生の頃は手が地面についたのに、中学生になって急に手がつかなくなった」なんて経験は、多くの方が経験しているのではないでしょうか。また、この時期には骨は縦に長くなるだけでなく、丈夫に強くなる時期なので、運動により骨に適切な刺激を与えるのが非常に大切になります。しかし、成長途中の骨はまだ柔らかいので、運動をしすぎたり、骨に対しての刺激の入り方が悪いと、骨や腱などに様々な障害を生じることがあります。

この時期には、身体が硬くなり姿勢が崩れたり、さらに手足が長くなるのでバランスが崩れ、そこで運動量が多くなりすぎるとケガや痛みにつながることがあります。
そのため、ストレッチやバランス練習などをして身体が硬くなりすぎないように、日頃から予防をしておくことが重要になります。

模擬授業の様子② 模擬授業の様子②

今回の模擬授業では、ちょっとしたコツを交えながら、ストレッチを実際に実施しました。

ストレッチの前後で身体が柔らかくなったり、片脚で立ち上がりやすくなったことに驚いた様子の生徒さんもいらっしゃいました。

模擬授業の様子③ 模擬授業の様子③

いつもと少し違う環境でしたので若干の不安はありましたが、クイズを交えながらお話しすることで、集中してお話しを聞いていただき、楽しく行うことができたと思います。今回のお話で、運動に興味を持ち継続することで、健康を保つことの助けになっていれば幸いです。

模擬授業にご興味のある方は、是非、東京保健医療専門職大学まで!

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執筆者プロフィール

森本 晃司(KOUJI MORIMOTO)

理学療法学科 講師
専門領域:スポーツ理学療法、アスレチックリハビリテーション、運動器理学療法

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