作業療法学科
「好き」や「得意」と作業療法士としての専門知識を掛け合わせて新しいキャリアを創り出す
- 取得可能資格
作業療法士国家試験受験資格 / 初級パラスポーツ指導員 / 社会福祉主事任用試験 - 定員数
80名
活躍の場
多分野で活躍する作業療法士に
大学病院/総合病院/リハビリテーション病院/スポーツチーム/パーソナルトレーナー/スポーツジム/ピラティスジム/美容サロン/保育園、療育園/学校(小学校・中学校・高校)/不登校支援施設/旅行会社/ホテル/ゲーム開発会社/アニマルセラピー関連企業/医療系出版社/自動車教習所/刑務所/アパレル会社/高齢者施設、福祉センター/JAICA/事業所、会社経営/フリーランス など
ピックアップ授業
小野寺哲夫准教授
(公認心理師・臨床心理士)
科目:『心理学』・『臨床心理学』
心理学
心理学の中でも理学療法士・作業療法士国家試験によく出題されるトピックはもちろん、心理学の裏話や臨床事例など心理学の魅力にズバッと迫ります!
幅広い学問ですが、将来セラピストとして必要な重要ポイントをしっかり学ぶことができます。
平野夏子講師
(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
科目:『音楽療法の理論と技法』・『音楽療法の実践』
音楽療法
「音楽は楽しいだけでなく、運動や認知機能の向上に役立てることもできる魅力的なツールです。
作業療法の中で音楽を活用するために、音楽療法の基本的な考え方を学び、実践中心の授業で使いこなす力を身につけます。
畠山久司講師
(作業療法学科副学科長)
科目:『発達障害作業療法治療学』・『発達障害作業療法治療学実習』
子どもの発達
子どもに対する作業療法に関する理論と実践を学びます。 医療現場や福祉現場に限らず、幼稚園や保育園、学校、放課後クラブなど、多様な現場で活躍できる作業療法士を養成します。
カリキュラム
基礎科目
敬心における共生論/リハビリテーション基礎Ⅰ~Ⅲ/心理学/社会学/実務英会話/法律学/チームワーク実習/コミュニケーション論/ボランティア概論/統計学/生物学/情報リテラシー
職業専門科目
解剖学Ⅰ・Ⅱ/解剖学実習/機能解剖学/生理学Ⅰ・Ⅱ/生理学実習/運動学Ⅰ・Ⅱ/運動学実習/運動生理学/人間発達学/臨床心理学/精神医学/整形外科学/神経内科学/小児科学/内科学/老年医学/救急救命の基礎/専門領域基礎/栄養学・食と健康/リハビリテーション医学/共生福祉論 ボランティア実習/生活環境学/地域共生のための連携活動/作業療法学概論/作業療法研究法/基礎作業学演習Ⅰ・Ⅱ/作業療法管理学Ⅰ・Ⅱ/身体機能作業療法評価学実習Ⅰ・Ⅱ/精神機能作業療法評価学実習/発達障害作業療法評価学実習/高次脳機能作業療法評価学実習/身体機能作業療法治療学実習Ⅰ~Ⅳ/精神機能作業療法治療学実習Ⅰ・Ⅱ/発達障害作業療法治療学実習Ⅰ・Ⅱ/高齢期作業療法治療学実習Ⅰ・Ⅱ/高次脳機能作業療法治療学実習Ⅰ・Ⅱ/日常生活活動作業療法治療学実習Ⅰ・Ⅱ/臨床作業療法実技実習Ⅰ~Ⅲ/症例研究Ⅰ~Ⅲ/地域作業療法学Ⅰ・Ⅱ/地域作業療法学実習/見学実習/検査・測定実習/評価実習/総合実習Ⅰ・Ⅱ/地域実習
展開科目
共生社会の展開と実践/ユニバーサルツーリズムと外出支援Ⅰ・Ⅱ/美容ケアによるQOLの維持向上Ⅰ・Ⅱ/理学・作業療法士のための音楽/音楽療法Ⅰ(音楽療法の理論と技法)・Ⅱ(音楽療法の実践)/手話による聴覚障害者とのコミュニケーションⅠ・Ⅱ/身体障害への支援システム工学Ⅰ・Ⅱ/パラスポーツⅠ・Ⅱ/スポーツトレーニング論/リハビリテーション医工学概論/実務リーダーのための経営・マネジメント論Ⅰ・Ⅱ/保健医療経営/総合事業開発
総合科目
作業療法総合演習Ⅰ~Ⅳ
実習
1年次 ボランティア実習(1週)/見学実習(1週)
ボランティア実習は、医療現場で実習する前の導入型実習で本校独自の実習プログラムである。ボランティア概論で学んだ知識を基盤として、江東区内の福祉施設でのボランティア活動を行い、障がい者、子どもから高齢者までの幅広い方々との交流を通して、地域共生社会の実現に貢献することを体験的に学ぶ。
見学実習は、病院や介護老人保健施設における作業療法を実際に見学して、作業療法の役割や意義を理解するとともに、医療・福祉現場での基本的なマナーや態度を身に付け、今後の学習や実習の基礎を培う。
2年次 検査・測定実習(2週)
身体障害領域の作業療法現場で評価手技を実際に体験する。臨床実習指導者の指示のもと、対象者の面接、観察、検査・測定等を体験する。
3年次 評価実習(3週)/地域実習(1週)
評価実習は、臨床実習指導者の指導のもとで、複数の対象者に対して基本的な評価手技を行ない、全体像を把握する。また目標や治療計画を立案する。臨地実務実習ではさまざまな障害、病期、年齢層を考慮するなど異なる経験ができる施設で実習を行う。
地域実習では住み慣れた場所での生活を支援する作業療法実践について訪問リハビリテーションや通所リハビリテーション場面を通して学ぶ。
4年次 地域作業療法学実習(1週)/総合実習Ⅰ・Ⅱ(8週×2回)
地域作業療法学実習は、作業療法士が今後さらに地域で活躍できる場面や領域について考える、専門職大学ならではの本学独自の実習プログラムである。
総合実習は、4年次までに学修した授業で学んだ知識、技能、態度を、臨床の場でさらに理解を深めて実践力を身に付ける集大成の実習科目である。
総合実習では対象者についての作業療法評価を実施し,その結果を統合・解釈する。そこから全体像を把握したうえで目標設定や作業療法プログラムの立案し実施する。また再評価を行い作業療法効果について検討する。