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地域連携

【開催報告】柏原小学校にて教職員・保護者向け講演を実施しました― 小学生の姿勢と身体づくりを支えるために ―

東京保健医療専門職大学は、地域連携・社会貢献活動の一環として、柏原小学校にて教職員および保護者を対象とした講演を実施しました。

本講演では本学 理学療法学科の富田義人准教授が「小学生の姿勢と身体づくり」をテーマに、発達途上にある子どもの身体の特徴を踏まえ、教育現場や家庭で大人ができる具体的な関わり方や予防の視点についてお話ししました。

 

近年、タブレット学習やスマートフォンの普及、生活様式の変化により、子どもたちが長時間座位で過ごす機会は増加しています。

その影響から、猫背や首・肩の不調、集中力の低下といった問題が、小学生の段階から見られるようになっています。講演では、こうした姿勢の問題を「子ども本人の癖や意識の問題」として捉えるのではなく、成長段階の身体特性と、学習環境・生活環境との関係から理解することの重要性をお伝えしました。

小学生の骨や筋肉、姿勢を支える体幹機能はまだ完成しておらず、長時間の不良姿勢や運動不足の影響を受けやすい時期です。その一方で、この時期は正しい知識と環境調整、大人の適切な声かけによって、姿勢や身体機能を良い方向へ導くことができる重要な時期でもあります。

 

 

 

 

講演では、

・教室や家庭で見直したい椅子・机・座り方のポイント

・長時間同じ姿勢を続けないための工夫

・授業や生活の中で取り入れやすい姿勢チェックや簡単な体操

・「注意する」よりも「できていることを認める」関わりの大切さ

など、教職員・保護者の皆さまが日常の指導や声かけにすぐ活かせる内容を中心に解説しました。

 

 

 

本学は、専門職大学として、医療・健康分野の専門知を地域社会へ還元し、教育現場や家庭と連携しながら子どもたちの成長を支えることを重視しています。

大学が教育現場と協働することで、姿勢や身体の問題を「個別対応」にとどめず、予防的・教育的な取り組みとして広げていくことが可能になります。

今回の講演が、教職員・保護者の皆さまにとって、子どもたちの身体の見方や関わり方を見直すきっかけとなり、学校と家庭が同じ視点で子どもたちを支える一助となれば幸いです。

 

東京保健医療専門職大学