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授業レポート

【開催報告】船橋市立リハビリテーション病院からゲスト講師を招いて講義を行いました

この度、「運動器理学療法学実習」の授業において、医療法人社団 輝生会 船橋市立リハビリテーション病院より、理学療法士の諸永 浩平先生と橋本 祥行先生のお二人をゲスト講師としてお招きし、特別講義を実施いたしました。

本学は、「地域社会への貢献と実践的な研究の推進」を重視し、教育と臨床現場の垣根をなくす産学連携を積極的に行っています。これにより、学生の主体的な学びを最大限に引き出し、社会の変化に対応できる理学療法士・作業療法士の育成を目指しています。

 本学の主要分野は、医療分野、福祉分野、スポーツ分野、イベント企画の4つです。特に医療分野では、学生が臨床の雰囲気に触れる病院見学や実習に加え、正規のカリキュラム内で理論と実践を結びつける仕組みを設けています。例えば、「神経理学療法学」の授業では、臨床の専門家が継続的に授業に参加するプロフェッショナルレクチャーを展開しています。これは、通常授業の中に現場の知識を日常的に組み込むことで、学生が座学で学んだ知識を即座に応用できる力を身につけ、最新の実践知識と多角的な視点を養えるよう力を入れています。

 

本講義では提携機関から現役の理学療法士にお越しいただき、「リアルな症例を通した臨床ならではの学び」を深めました。

 

橋本先生からは、「大腿骨近位部骨折のリハビリテーション」についてご講義いただきました。高齢者の要介護の大きな原因となる骨折・転倒から始まり、人工骨頭置換術などの外科的治療法を、科学的根拠に基づいて解説いただきました。さらに、手術後の合併症を防ぐためのリスク管理や、歳を重ねることに伴う歩行の変化への対応といった臨床現場の視点を取り入れ、具体的な症例や対応を通じて理論と実践を結びつけて解説いただきました。

 

諸永先生は、「回復期病棟における大腿骨近位部骨折患者と脊椎圧迫骨折患者の臨床像」をテーマに、現場での評価や治療の流れを、具体的な患者様の事例を交えて講義をいただきました。特に、複数の疾患を抱える高齢の患者様への多角的なアプローチの方法や、医師や看護師など様々な専門職が協力し合うチーム医療の進め方など、実際の現場で必要とされる実践的な知識を共有いただきました。

学生たちは、臨床の最前線で患者様の社会復帰を支援する専門家の視点に触れ、教科書では得られない実践的な知識を学ぶ貴重な機会となりました。諸永 浩平先生、橋本 祥行先生ありがとうございました。

(受講した学生の声)

〇実際の患者さんの動画や症例を通して、リハビリの計画や評価の具体的な流れを理解できた 。

〇同じ症例でも患者さん一人ひとりの背景や歩き方の違いに合わせたリハビリがあることを知り、「病気を診るのではなく、その人自身を診る」という視点が得られた 。

〇普段の授業では学べない、臨床のプロの視点から評価方法や治療の選択肢について深く学ぶことができた 。

〇運動器だけでなく、神経系など他の分野とも関連付けて考えることの重要性がわかった 。

〇日々の勉強で得た知識をすべて統合して考えるという、現場での思考プロセスを知ることができた 。

〇検査測定の実習や、今後の学習における問題点の見つけ方や、優先順位のつけ方に活かしていきたい 。