イベント地域連携
【開催報告】地域の共創アート こども達と一緒に大学校舎でウォールアート制作
開催日時:2025年6月15日(日)10:30~12:00
開催場所:東京保健医療専門職大学 本館5階
3回目を迎えるアートイベント、今回はアートとデザインで子どもの育ちを支える「KUMA’S FACTORY」、Bリーグ・プロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」、そして地元「江東区立東陽中学校」と協力し、地域のこども達を大学に招いて開催しました。
子どもたちが主役!のびのびウォールアート制作
この企画の主役は、大学近隣の地域のこども達。2歳から小学3年生までのこども達が、中学生、高校生、大学生のお兄さん・お姉さんたちのサポートを受けながら、大きな壁面にウォールアート制作に挑戦しました。
アート制作が始まる前には、サンロッカーズ渋谷の専属チアリーダー「サンロッカーガールズ」がこども達と一緒に準備運動を行い、会場は大いに盛り上がりました。
こども達は、廃材で作ったスタンプ、筆、ローラー、スポンジ、指、そして最後は手のひらに直接絵の具を塗って豪快に描き、ダイナミックなアート体験を楽しみました。この活動は、こども達の発達促進と豊かな感性を育む貴重な機会となりました。
描いたウォールアートの長さは72m、これまでに描いたウォールアートと合わせると合計133mとなり、日本最大級、そして教育機関校舎内では日本一長いウォールアートが完成しました。
アートが育む地域交流
イベントには、近隣の保育園、幼稚園、小学校からこども達が参加し、東陽町・木場周辺の地域のこども達が一堂に会しました。アート制作を通じて、新たな地域の交流と絆が生まれ、地域全体でこども達の成長を支える温かい場となりました。
学び場として活用
将来アート制作に興味がある中学生は、インターンシップとしてイベントに参加しました。前日の準備からこども達が帰った後の仕上げ作業まで携わり、プロのクリエイターと共に壁画アート制作の実践的な経験を積みました。
さらに、将来こどもに関する仕事を考えている高校生、小児領域での仕事を考えている本学作業療法学科生は、アート制作という「作業」がこども達の発達に与える影響を実践的に学ぶ機会としました。
江東区にやって来る新しい仲間・サンロッカーズ
2026年、Bリーグのプロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」が本拠地を江東区へ移転します。今回のイベントには、そんなサンロッカーズも参加しました。試合をパフォーマンスで盛り上げる「サンロッカーガールズ」が、こどもたちと一緒にアート制作を行い、たくさんの笑顔を引き出してくれました。さらに、ウォールアートにはチームのマスコット「サンディー」の姿も。少し早く、江東区にやってきたようです。