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2020.02.06
【特集】東京保健医療専門職大学で学ぶ意義 ~作業療法学科 副学科長からのメッセージ~

  • お知らせ

東京保健医療専門職大学 作業療法学科 副学科長に就任予定の近野智子先生から「本学で学ぶ意義」についてのメッセージが届きました。

近野先生は、国家試験合格率の高さで定評のある日本リハビリテーション専門学校で学科長を務められ、本学では「運動学」や「高次脳機能作業療法治療学」を担当されます。

 

以下、近野先生からのメッセージです。

実習病院の先生に開学のご挨拶に伺っているのですが、そこで感じるのは「専門職大学に対する大きな期待」です。

 

今までの大学よりも実践的であることや、今までの専門学校よりも理論的な学びが多く用意されていることへの期待はもちろんなのですが、経営やマネジメントの学びを通じて得られる「経営的な視点」に対する期待の高さに驚かされています。

医療現場は様々な経営的な課題に直面しています。病院にも“経営”がありますので、部門ごとの診療報酬の点数を増やしてほしいといった要求も病院側から多く寄せられます。また地域との関わりのなかで病院経営を安定させることも必要です。

 

今までの理学療法士・作業療法士は、大学や専門学校で経営的な勉強をしていないので、そのような課題に直面してもどうしていいか分かりませんでした。私自身も作業療法士の学校に通っていた時には、そんな勉強はしませんでしたし、現場でもそのような視点は持ち合わせていなかったと思います。

しかし東京保健医療専門職大学では、展開科目において「経営・マネジメント」をしっかり学びます。学ぶ理由は明確で、医療現場から“経営的な視点”を持った人材が強く求められているからです。この領域を本格的に学ぶ大学・専門学校は今まで日本にありませんでした。

 

その意味では、理学療法士・作業療法士を養成するための「新たな教育モデル」と言えるかもしれません。毎年増え続ける理学療法士・作業療法士にとって、医療現場や地域社会から求められなければ、存在意義はありません。求められる人材になるためには、自分たちの役割をアピールしながら現場や地域のニーズを作り出す存在にならなければいけないと思います。

本学では、そんな「ベンチャーマインド」とも言える考え方や視点を身につけることができると考えています。もしかしたら、今までとは一味違うスゴイ理学療法士・作業療法士が誕生するのではないかと期待しています。

 

実習生を受け入れてくださる病院の先生方からは、「実際に実習に来てくれる貴学の学生さんには、ただ患者さんを診てもらうことに限らず、経営やマネジメントも学んでいることを踏まえて、部門として提供している幅広いサービスについても体験をしてもらいたい」というお言葉を頂戴しています。

第1期生には、作業療法士としての専門的な学びはもちろん、経営やマネジメントをたくさん学んでいただいて、医療現場の期待に応えられる一味違った人材として、社会に貢献してもらいたいと思います。そして、実は私自身も展開科目の経営・マネジメントの授業を聴講したいと考えています。学生さんと同じ目線に立ち、マインドを合わせて、いっしょに成長していきたいと考えています。

 

 

●東京保健医療専門職大学リハビリテーション学部 作業療法学科